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2012-01-の記事一覧

SMの分類に挑戦する その①

「SMの分類」

この世界は本当に広く、また奥が深いので
SM経験が10年にも満たない私のような若輩者が
こんなテーマに口出しするのは無理があります。

正直に言ってかなりおこがましく感じ、心苦しいのですが
今現在私が思うSMの分類について書きたいと思います。

もし異論、反論ありましたら遠慮なく言ってくださいね。

あくまで私の個人的見解ではありますが、
私なりのSM分類について書きたいと思います。

私が今までに出会った方から見聞きした情報や
自身の経験を元に考えるとSMを分類するのに、
大きく2つの軸が存在していると考えています。


1つは「関係性の軸」
もう1つは「行為の軸」です。

ここで注意したいのは
関係性における「相互信頼」や
行為における「被虐・加虐性」などは
SMである以上基本的に必要なことなので
SMの必要条件ではあるけれど
分類の軸にはならないということです。

そういったSMをSMたらしめる「必要条件」を除き
SM自体を純粋に分類できる軸を考えます。


①「関係性の軸」について

私の考える関係性の軸の両極は「主従」と「恋愛」です。

つまりSMには「主従関係ベース」のSMと
「恋愛関係ベース」のSMがあるのです。

もちろんこれは、0か100かのデジタルな分類ではなく
その両極の間のどこかに位置しているということになります。

その為、両者の境界線は時として非常に曖昧になります。

ただ、1つの見分け方として、「SMモード」の「ON-OFFスイッチ」が
存在しているかということである程度判断は出来ます。

タイプ分類の結論から言うと、モードスイッチがあれば「恋愛関係ベース」
モードスイッチがなければ「主従関係ベース」ということになります。
(あくまで判断の1つの材料にすぎませんが)

どんなに重篤なSM性癖の持ち主の方でも、
常にMAX、全開の「Sモード」「Mモード」な訳ではありません。

そこにはかならず「ON-OFF」や「強弱」が存在します。

恋愛ベースのSMカップルの場合、比較的明確な「ON-OFF」が
存在していることが多いです。

普段は、普通の恋人同士でベットの上ではスイッチが入って
SとなりMとなって、SM行為を楽しむという感じです。

こういったカップルもベットの上では「ご主人様」や「奴隷」という
呼称を使っておられたりしますが、関係性という意味では
ON-OFFのある関係は、やはり恋愛ベースと言っていいと思います。

一方で「主従関係ベース」のカップルには「強弱」はあれど
モードにON-OFFの機能は存在しない場合が多いです。
というより逆に常に主従関係を意識し続け、スイッチをなくすように
Sの方がMの方を調教されることが多いでしょう。

もちろんこの場合も、モードの強弱はありますので常にMAXの
「SMモード」ではありません。
ただ、SM行為をしていない時間や、もっと言えば逢瀬以外の日常の
時間でも、常に意識のどこかにSやMのモードを切らずに感じておく
ことが「主従関係ベース」の場合求められることになります。




その②につづく


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shirotuki masato

Author:shirotuki masato
関西在住のS男性です。

「SM」という広い世界の中でも、「主従関係」という性愛のかたちを愛しています。特殊でマイナー、アブノーマルではありますが、この世界にたくさんある、考え方や想いの中のひとつの例として、徒然に文章を綴っています。一人でも多くの人に主従関係の魅力が伝わればいいなと思っています。

コメントやメッセージはお気軽にくださいね。あまりオープンに語ることの難しいテーマです。関心のある方と交流を楽しめればと思っています。

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