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SMに対する誤解

私自身もかつてそうだった部分があるので
偉そうなことは言えないですが、SMには実態とイメージの間に
様々な誤解や偏見があります。


記念すべき雑記帳の第一稿としてこの「SMへの誤解」の
一つについて書いておきたいと思います。

今回書いておきたい誤解は

「ご主人様になったら相手のことなど何も考えなくてよい。
何をしても良いし、思い通りに振舞えばよい。
奴隷とは何も考えず、ただただ服従する存在である。
それがうれしいのがMなのだ。」

というものです。

これは“自称”S男性が、SMの世界に飛び込んだばかり
のころに比較的よく起こりやすい誤解のように思います。
要するににM女性をダッチワイフやオナニーホールと
同様に考えているわけです。


M女性はかしこいので、ほとんどの場合こんな価値観の
S男性にひっかかる人はいないのですが
稀にM性に目覚めたばかりの女性が、こういったS男性と
関係を持ってしまうことがあるようです。

私が実際にお話したことのあるM女性のなかにも
そういった経験のある人が何人かいますので
それなりによく起こることなのかもしれません。


この場合、M女性は精神的、肉体的両面において
かなりのリスクを抱えることになっていまします。

なにせ正真正銘の「道具」としか扱われないからです。


本来のSMの実際は全く異なっています。

もちろん、奴隷を「道具のように」扱うことはありますし
「絶対服従」することを求めるS男性は多いでしょう。

しかしながら、まともなS男性はかなり繊細な感覚で
自分のパートナーを「見て」いますし、「考えて」行動しています。
もしかしたら、通常の恋愛関係よりはるかに
「見て」「考えて」いるかもしれません。

M女性は自分のすべてをS男性に委ねる、場合によっては文字通りの
「命」を委ねることになりますので、当然といえば当然なのですが
そのことを自覚できていない“自称”S男性が多いのも
悲しいことですが事実のようです。

これは私自身への戒めでもありますが
「ご主人様」には、鋭い観察力、感性と深い情が必要なのだと思います。



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shirotuki masato

Author:shirotuki masato
関西在住のS男性です。

「SM」という広い世界の中でも、「主従関係」という性愛のかたちを愛しています。特殊でマイナー、アブノーマルではありますが、この世界にたくさんある、考え方や想いの中のひとつの例として、徒然に文章を綴っています。一人でも多くの人に主従関係の魅力が伝わればいいなと思っています。

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